骨密度測定装置が新しくなりました!
このたび骨の丈夫さを測る骨密度測定装置が新しくなりました。
GE社のPRODIGY Fugaという装置で、今までは前腕で測定していましたが、これからは腰椎と股関節で測定するDEXA法という測定方法になります。
身体の2カ所で測定しますのでより精密に検査をできる点や、同じ患者さんを同じように検査を行える再現性が高いという特徴があります。
2カ所も測るとなると気になるのは被ばくの問題や検査時間かと思いますが、胸のレントゲンの1/6程度の被ばく量で検査は5分ほどで終わります。
ベッドの上で横になっているだけで終わるので患者さんへの負担も少ないです。
先日装置の搬入があり、立ち会わせていただきました。
最初は装置の中身が見える状態で運ばれてきて、徐々にパーツを取り付けていったようです。
中身の構造を見る機会はなかなかないので貴重な体験です。初めて見ました。
放射線が出るアーム、本体のカバー、ベッドと手際よく組み立てられていきあっという間に完成です。半日で組み立て、半日で機械の調整といった様子で1日で作業は終了しました。
最初はなにもついていない状態です
上にアームがつきました。ここから放射線が出ます
側面にカバーとベッドがついて完成です!
実際に検査で使用するのは11月中旬を予定しています。僕も一度は測ってみたいなと思っています。
今回のブログ担当
放射線科 桑原