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MRI装置の紹介
2011年11月 新型MRI装置（1.5Ｔ 高磁場超伝導MRI 「ECHELON RX」日立メディコ社製）に更新しました。以前まで使用していたMRI装置と比較し、画像の精度・処理能力が飛躍的に向上し、検査時間の短縮が可能となりました。
1.5T MRI “ECHELON RX” （エシュロン RX）
MRI検査は、高磁場中におかれた水素原子核が共鳴周波数の電磁波をうけて共鳴し、電磁波の吸収および放射することを応用した画像診断装置です。放射線の被爆なしに、人体の輪切り像が得られます。CTとは違った特性の画像診断が可能で、CTとあわせてより精度の高い診断が可能です。
癌の早期発見や脳障害の予防に役立てることができるほか、血管や筋肉などの軟部組織の描出に優れるその特性を生かして、椎間板ヘルニアなどの整形外科領域の診断にも威力を発揮します。また、被爆がないことから、婦人科系疾患の検査としても選択される安全な検査です。導入後はMRIでの適応が以前よりも確実に広がっており、検査数はそれまでと比較し、20％増となっています。