街角ピアノ 穂高病院Ver.
「病院ピアノをやりたい!」
コロナ禍で今までの生活が一変、先が見えない不安と病棟のクラスター、予定していたサロンコンサートができなくなり、誰もが疲弊していた頃、テレビで見た街角ピアノで癒やされた記憶があります。世界の空港、駅に置かれたピアノで誰もが弾ける、そしてそれを聞く人々がほっとする空間が街角ピアノでした。この病院で街角ピアノをすることで聞いている人が癒やせる時間ができたらいいなと考えていました。
5月12日は近代看護教育の母、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日であり、この日にちなんで「看護の日」が制定されました。今年は看護週間として「街角ピアノ穂高病院Ver.」と称して演奏するとともに癒やしの空間を提供することになりました。
2階病棟看護師の有志4人がそれぞれの曲を持ち寄り15・16・17日の12時から2人ずつ演奏させて頂きました。
曲目リストです。
♪アンドレ・ギャニオン
めぐり逢い
♪坂本龍一
energy flow
♪久石譲
summer
♪ショパン
エチュード 別れの曲
セナのピアノ
彼方の光
♪ショパン
ノクターンOP9-2. OP27-2
♪松任谷由美
春よこい
病院の外来の待合に心地よい空間が流れたでしょうか。後から「いい気分で過ごせた」「毎週とはいかないけど定期的に聴いていたい」「よかったよ」「時間を変えてもっと人がいるときに聴いてもらえたらよかったかも」「ただ待っているより音楽があると癒やされる」などいろいろ嬉しいご意見を頂きました。
貴重な体験をさせて頂いたことに感謝すると共に、まだまだ病院のスタッフの中に有志がいることに気付きました!そんな仲間たちと音楽で癒やしの空間をまた提供できたらと思います。
今回のブログ担当
一般病棟 看護師 酒井