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スタッフブログ

療養病棟コンサート

晴れて少し暑いくらいの陽気のこの日、当院スタッフによる手作りのコンサートを開催しました。
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タイトルは『Concerto di campiello(コンチェルト ディ カンピエッロ)』!!

カンピエッロとはヴェネツィアの街角にある広場の事。
地域住民が集まり、おしゃべりをしたり、ゲームをしたり、歌を歌ったりして楽しむ共有スペースの事をカンピエッロと呼びます。穂高病院のサロンも入院患者さんのひと時の憩いの場であります様に願いを込めて付けたタイトルです。
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コンサートの日は少し特別な気分を感じて頂けるよう、演奏するスタッフはドレスを着て患者さんをお迎えします。この日は目でも涼を感じて頂けるようにブルーと優しいピンクのドレスで演奏しました。
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まずはo sole mioと野バラを演奏。どちらも外国語の曲ですが、曲の説明をしながら演奏すると内容が伝わり患者さんの表情も歌詞に合わせて変化していくように感じました。
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ショパン作曲:雨だれの前奏曲、子犬のワルツ、ワルツ嬰ハ短調。
ピアノのソロを聞いている間患者さん達はそれぞれの曲の情感を感じ取り、夢心地で聞き入っていました。
入院中のレクリエーションで患者さん達も歌っていると聞き、早春賦、朧月夜、こいのぼりの3曲も皆さんで斉唱。ブレスコントロールの重要性を少し説明し、お腹から大きな声を出せるように何回か練習してみました。歌を歌う事によって、表情や感情を動かす事はストレス解消にも繋がります。
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音楽会の後半はハンドベルで’海’を患者さんにも参加して頂いて演奏しました。
介護士さんも一緒に、歌詞に合わせて色を見ながらベルを鳴らします。
ベルを持った患者さんからは「綺麗な音だねぇ~」「楽しいねぇ~」と声が上がっていました。
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季節の曲を演奏し、患者さんにも参加して頂く事で、音楽を通して普段使う事が少なくなっている身体の筋肉、心の筋肉を、動かす事が出来たらちょっと素敵だなぁと考えております。

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今回のブログ担当
薬剤科 下條