院内サロン 2月のイベント
節分とは各季節の始まりの日の前日のことです。江戸時代以降は、立春の前日、2月3日前後を指すことが多いそうです。現代では厄除に豆まきや、恵方を向いて無言で食べると縁起がよいとされる恵方巻を食べる習慣が広まりました。
病棟でも、患者さんに季節感を味わっていただけるよう手作り鬼と豆(もどき)を用意しました。
「鬼は外~福は内!」皆さん鬼箱めがけて投げ入れました。
すると「鬼は外、福は内」と病棟に声が響く中、続いて「ごもっとも、ごもっとも!」と掛け声が!?
どうやら長野県の一部や石川、京都など他県でもそのように続く慣わしがあるようですね。「ごもっとも」の元の意味は、追い払われる鬼が「参った!」と言う言葉からきているようです。
他にも「うちは、柊玄関にかざるよ」などなど患者さんの家の節分のやり方を聞くことができました。
真剣に豆を投げる姿や、笑顔で家の習慣をはなして下さる姿を見ることができ、よい節分となりました。
今回のブログ担当
療養病棟 介護福祉士
中山