変わったものと変わらないもの
昨年はコロナに始まり、コロナに終わるといういつもの日常とは大きく異なる1年となりました。
3階病棟では面会制限もあり入院患者さん達は一層窮屈な日々を送っていますが、そんな中忙しくもある一面があります。
写真は患者さん達がサロンで作ったクリスマスと正月の飾りですが、実はこれ11月の時点で完成させています。イベントの時期に間に合うように前倒しで日々制作に励んでいるとの事。
今後のスケジュールを考えてみると…、2月には節分、3月には桃の節句(ひな祭り)、4月には桜、5月には…と毎月立て続けにイベントがあるため、患者さん達は楽しみつつも意外にノルマに追われているのだと最近気付かされました。
冒頭でも述べたように今年は新型コロナウイルスにより生活が大きく変化した1年でしたが、一方で時間の流れのように変わらないものもあります。我々も旅行に行けなかったり遠方の家族や友人と中々会えなかったりと辛い日々が続いていますが、勉学や仕事など変わらずにこなさなければならないという現実があります。
辛い事、嫌な事、たくさんあると思いますが、そんな中でも嬉しい事、楽しい事もあると思います。私の周りにも今年結婚・出産で新たな家族が増えたりと嬉しい変化があった方々もいます。良い事に悪い事、変わったものと変わらないもの、色々あると思います。
今年もコロナの脅威はまだまだ続くと思われますが、忙しくも充実した1年になるよう頑張っていきたいものです。
今回のブログ担当:療養病棟 奥原