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腹腔鏡下・子宮鏡下手術について
■外科と産婦人科で行っている腹腔鏡・子宮鏡について全般のページとなります。
産婦人科疾患と腹腔鏡については、詳しくはこちらのページをご参照ください。
腹腔鏡下手術とは
腹腔鏡下手術とは、内視鏡(小さなカメラ)を体内に入れ観察しながら行う手術のことをいいます。お腹に数か所穴を開け、内視鏡、手術器具を挿入します。腹腔内をテレビモニターで観察しながら、専用の器具で臓器を切ったり剥離したり、縫合したりする手術方法です。視野を確保するために腹腔内に炭酸ガスを送り、お腹を膨らませた状態で手術を行います。
近年では、多くの科で適用されている手術で、当院では下記の疾患に対して腹腔鏡下手術を行っています。
腹腔鏡下手術対象疾患
【婦人科】子宮筋腫・ 骨盤臓器脱・卵巣腫瘍・子宮内膜症・異所性妊娠 等
【外科】 虫垂炎・ヘルニア
腹腔鏡下でおなかにあける穴の位置(代表的な2例)
子宮鏡下手術とは
子宮鏡下手術とは、細い内視鏡(子宮鏡)を膣から挿入して、モニターを見ながら子宮の内部にある病変を取り除く手術です。お腹に穴を開けないため、婦人科疾患の内視鏡手術の中で最も体への負担が少ない手術となります。
子宮鏡下手術対象疾患
子宮内膜ポリープ・子宮粘膜下筋腫
子宮奇形・子宮腔内癒着症 など
子宮腔内の病変は、不妊症や不育症の原因となることもあります。
腹腔鏡下・子宮鏡下手術のメリット
腹腔鏡下・子宮鏡下手術の最大のメリットは、お腹を大きく切らないため術後の回復が早いという点にあります。
術後の痛みが少ない
術後の癒着などの合併症が少ない
入院期間が短く、短期間での社会復帰が可能
※大きさや疾患によっては適応外となる可能性もあります。
腹腔鏡下・子宮鏡下手術の入院期間
腹腔鏡手術の入院期間は、病気の種類にもよりますが、術後2~4日間程です。
当院の手術実績(産婦人科)
当院の手術実績(外科)
よくある質問
(腹腔鏡下手術について 産婦人科編)はこちらからご覧ください。